「さあ、病院に行くよ!」とキャリーバッグを取り出した瞬間、愛猫が猛ダッシュで逃げる…。
こんな経験、ありませんか?
私も最初は苦労しました。
どんなに優しく誘導しても、まるで「それだけは勘弁して!」と言わんばかりに拒否。
この記事では、猫がキャリーバッグを嫌がる理由、そしてスムーズに入ってもらうためのコツをお伝えします。
なぜ猫はキャリーバッグを嫌がるの?

猫がキャリーバッグに入るのを拒否するのには、ちゃんとした理由があります。
- 過去のトラウマがある
- 動物病院や引っ越しのときに使われ、「イヤな思い出の詰まった場所」になっている。
- そもそも知らないモノは怖い
- 普段から見慣れていないと、「なんだこれ!?怪しい!」と警戒。
- 狭い場所はストレス
- 猫によっては閉じ込められる感覚が苦手。
でも、大丈夫!
ちょっとした工夫で、猫が「むしろ入りたい!」と思うキャリーバッグに変えることができます。
キャリーバッグを好きにさせる5つのコツ

① キャリーバッグを“日常の一部”にする
猫にとって「突然現れる謎の箱」ほど怪しいものはありません。
そこで、キャリーバッグは 普段から部屋の隅に置いておく のがポイント!
- ふたを開けたままにしておく
- いつでも自由に出入りできる状態にする
- お気に入りの毛布やおもちゃを入れて、安心できる空間にする
これを続けるだけで、「キャリーバッグ=怖くない」と思ってくれるようになります。
② おやつやおもちゃで“ワクワクする場所”にする
「キャリーバッグに入ったらいいことがある!」と思わせれば、猫は自然と入ってくれます。
- 入り口におやつを置き、徐々に奥へ誘導
- おもちゃを使ってバッグの中で遊ばせる
- フードをキャリーバッグ内で食べさせる(ご飯=安心の場に)
③ 上手に“抱っこテク”を使う
どうしても入らないときは、抱っこの仕方を変えてみましょう。
- 猫を優しく抱っこ
- お尻からゆっくり入れる
- キャリーバッグの中で少しなでて落ち着かせる
この方法なら「閉じ込められた!」という感覚を持ちにくくなります。
④ 上から入れられる“バックエントリー型”を選ぶ
ファスナーを開けるだけで、上からスッと入れられる バックエントリー型のキャリー なら、すんなり入ってくれることが多いです。
⑤ フェリウェイ(猫用フェロモンスプレー)でリラックスさせる
猫のストレスを和らげるフェロモンが含まれた「フェリウェイ」をシュッと一吹きすれば、キャリーバッグを安心できる場所に!
「どうしても無理…」なときの最終手段
それでもダメなら、以下の奥の手を試してみてください。
- タオルでくるんでそっと入れる
- 猫が落ち着くように包んでから入れると、抵抗しにくい。
- キャリーバッグのデザインを変える
- ハードタイプが苦手なら、布製のソフトキャリーやリュック型にチェンジ!
- 獣医さんに相談する
- どうしても入らない場合は、動物病院でアドバイスをもらうのも一つの手。
おすすめのキャリーバッグ
スムーズに入ってくれるキャリーバッグを選ぶのも重要!
🔹 バックエントリー型キャリー
- 上から出し入れできるので、ストレスが少ない。
🔹 リュック型キャリー
- 飼い主と密着することで安心感UP!
🔹 折りたたみ可能なソフトキャリー
- 収納しやすく、普段から部屋に置いておきやすい。

私の家ではテントベッドの隣にバックエントリー型キャリーを置いて普段から入ってもらえるようにしています。
まとめ
「キャリーバッグに入るのを嫌がる」のは、猫にとって“未知で怖い存在”だから。
でも、日頃から慣れさせておけば、むしろ自分から入るようになります!
✅ 普段からキャリーバッグを出しておく
✅ おやつやおもちゃで誘導する
✅ 無理に押し込まず、お尻から優しく入れる
✅ 上から入れられるキャリーを使う
✅ フェリウェイでリラックス効果をプラス
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